こども家庭庁 支援局障害児支援課 課長・小野雄大様、他4名がサイレントボイスを視察。意見交換をしました!
2024年10月8日(火)に、こども家庭庁 支援局障害児支援課 課長・小野雄大様、他4名が、大阪市内のNPO法人サイレントボイスのオフィスにお越しくださいました。
前半は、代表尾中から法人のビジョンと事業の説明を行いました。
課長・小野様「今後は障害のある人とない人とどう繋いでいくか?を考えていく必要がある。みんなで考えなければいけない社会になってきていると感じました」
移行支援専門官・岡﨑様「自分が福祉の世界に入った原体験を思い出させてもらえた。障害の有無ではなく、一人ひとりの得意な部分を生かし、繋がっていくという、御社の姿勢に共感しました」
障害児支援専門官・千田様「貴重なお話を聞かせてもらえました。会話のプロセスに参加する大切さに気付かされました」
法人の目指す社会に共感していただくことができ、実施している事業の価値をお伝えすることができました。
ろう難聴児専門の放課後等デイサービス「デフアカデミー」の見学もしていただきました。
「見て、わかる」を意識した施設の設計や、普段の子どもの活動内容や制作物にも関心を示されていました。
後半は、ろう難聴児向けオンライン教育事業「サークルオー」についてご説明、意見交換をしました。
課長・小野様から「オンライン支援が聴覚障害のある子どもの支援方法としてフィットすることがわかりました。」とお言葉をいただくことができました。
その上で、オンラインと対面の支援の違いや、オンライン支援の課題について意見交換をしました。サークルオーの4年間のノウハウや、聴者・ろう者の各視点からの意見を伝えることができました。また、こども家庭庁様から、制度化する上での課題点を教えていただきました。
対面とオンライン支援のハイブリット型の支援や、聞こえる子どもを含んだ支援環境について話すなど、未来の障害児支援のあり方まで話は広がり、盛り上がりました!
「今後も意見交換をしていきましょう!」と前向きに見学を終えることができました。
こども家庭庁の皆様には、東京から大阪までお越しいただき、現場の声・当事者の声を聞いていただけたことに感謝いたします。
オンライン支援の制度化に向けて大きな一歩となったと思っております。
引き続き社会全体で良い方向に進んでいけるよう、頑張って参ります!