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【のぞき見!Silent Voice社内研修】CS(顧客満足度)研修レポ_Vol.1〜子どもVISION
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【のぞき見!Silent Voice社内研修】CS(顧客満足度)研修レポ_Vol.1〜子どもVISION

子どもたちの様子、スタッフの成長、課題にぶち当たりながらも、前に進む姿を、知って欲しい。

そして、読者の皆さんと、一緒に考えたい!

年度より、デフアカデミーに通っている子どもたちの成長、親御さんへのサポートに、一層力を入れていきたいという想いから、スタッフで、CS(Customer Satisfaction=顧客満足度)研修というものを定期開催することになりました!

Silent Voiceが目指す世界を共有する中で、スタッフ一人ひとりがプロフェッショナルとして、VISIONに沿った子どもとの関わりをブラッシュアップするための場です。

プロ意識を持って、日々業務にあたってますが、もちろん、一人の人間としてスタッフ自身も壁に当たりながら、学び続けながら、チャレンジしています。

その様子やディスカッションは、皆さんと一緒に考えるきっかけになるものも多いのではないかと思っています。

ここで、研修の姿を公開するのは、議論の場を社会というテーブルで行いたいからです。ぜひ、皆様の感想やご意見もいつでもお届けください。

【今日の参加者】

■講師:岡松 (CS研修責任者) 

■ファシリテーター :井戸上

■参加者:社員2名/アルバイト3名(※うち、デフスタッフ4名)

【今日の研修内容】

1.自分なりのこどもvisionを考えてみる

2.Silent Voiceの目指すゴールや取り組みを知る。自分のことばで人にアピールできるようになる


1.自分なりのこどもVisionを考えてみよう!

ある1人のこどもを思い浮かべてください。〇〇才の時に、どんな知識、スキル、マインドを持っていて欲しい?”

ちらのテーマで、まずはスタッフ間で、話し合ってもらいました。

メージする人は、みんなそれぞれでしたが、まずは25歳の理想のイメージを設定し、それから、逆算して、22歳→18歳→15歳(中3)→12歳の時点で、どんなスキルやマインドを持っているか?を書いてもらいました。

一例としては、

(25歳)社会を知る力、自分を知る力がある

(22歳)得て不得手が理解して、言語化している。説明できる状態

(18歳)自分の考えが持てている。相手の考えを知ろうとする気持ちがある

…などです。

皆さんはどんな25歳に成長する子どもの理想の姿を想像しますか?


研修時に、スタッフが書いた子どもの25歳の理想像

【実際のこのテーマで話した時のスタッフの感想】

・聞こえる、聞こえないは関係なく、人として、どうありたいか?(在り方)の視点を改めて考えさせられた。

・25歳の理想に行き着くために、現在の子どもたちに何をすればいいかを改めて問う機会になった。

・こうなってほしいと考えるときは、その理想を実現するために、どういう方法があるのか?ということを逆算して考えないといけないと分かった。

想のスキルやマインドへ到達するには、急にそこにゴールへは行けるわけではなく、やはり経験や思考の積み重ねの先にあるということが、スタッフ間でも分かちあえた経験だった。

2.Silent Voiceの目指すゴールや取り組みを知ろう!

Silent Voiceでは、今年から、法人のCS(子どもの成長・保護者のサポート環境)ゴールを見直しました。

その中でも、特に、“成長したデフキッズの理想”はどういう状態なのか?

1年間ほどかけて、海外の事例を集めたり、たくさんのデフの先輩にインタビューをさせてもらって、じっくり議論を重ねて見えてきた理想状態があります。それは・・・

“自ら”夢や目標を持ち、その実現は、一人ではできないことを理解し、周りを巻き込み、正しい方向に向かって、適切な努力をすれば実現可能と信じている状態。

この中のキーワードとして、
“自ら”というのがめちゃくちゃ大事なんですよね。大人が子どもたちのレールを敷いて、子どもたちの人生を決める時代を終わらせようということです。

その子しか描けない夢の実現を、応援したい!

そのために、私たちがいると思っています。

私たちは、この子どもたちの理想状態のために必要なスキルを、

“自己決定力”と呼んでいるのですが、自己決定については、次の回で詳しくお話しますね!!

(Vol.2へ続く)